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眉間のシワは伸ばしましょう。

時間栄養学

どうしても不摂生したくなる時間帯。

それは、

太陽が沈むにつれて訪れる。

隠していた欲が溜まったストレスと共に爆発。

 

戦後の食糧難だった時代よりも

実は男女ともエネルギー摂取量は減少しているそうです。

 

では何故?

肥満・糖尿病は増加しているのか。

 

問題は食べ過ぎというわけではなく

運動不足・生活リズムの乱れというものが根本にあるようです。

 

どうして夜太るのか。

 

身体に入ってきた栄養素を脂肪に変える働きを持つ時計遺伝子の調節たんぱく質Bmal1(ビーマルワン)が夜間に活性化するためです。

つまり、どうしてもお菓子を食べたい場合は、夜ではなく、15時くらいまでの時間帯でしたら問題ないということです。朝6時から遅くても18時までの間が肥満になりにくい時間帯だといわれているので、我慢ばかりがダイエットではないことが言えます。

 

時間栄養学で大事なことは、

『食べる速度』

肥満と言われる方々の大半が飲み込むように食べています。

一生懸命食べる量を減らしていてもなかなか痩せられない方の特徴として

減量しているためにお腹ペコペコ

そして、ついつい食事のスピードが速くなってしまう

そのため、血糖値が一気に上昇。

180mg/dlを超えると、インスリン分泌が増加して血糖から脂肪を合成。

膵臓のランゲルハンス島から分泌されるインスリンによって、肝臓での中性脂肪の合成が促進される。)

無理な減量は、体重が減ったとしても、骨と筋肉のたんぱく質を削って空腹時の血糖に変えることで命をつないでいる状態のため、実際は痩せない・脂肪も減らない・・・ということになっています。

 

 

食べる順番を考える。

よく野菜から食べましょう!と言われています。

しかし、これは誰にでも当てはまることではありません。

 

ダイエットといっても、

痩せたい方・食べ過ぎてしまう方にはとてもよい食べ方で

この時注意することは、良質な油と一緒に摂ることです。

ノンオイルドレッシングではなく、

ごま油・オリーブオイル・ひまわり油・アマ二油などなど、身体が特に必要としている脂質と一緒に摂ることが大事です。ナッツを砕いて混ぜるのもお勧めです!

一生懸命、野菜ジュースを飲んでいる方もいらっしゃいますが

100%とはいえ、ジュースです。

加工されたものより、よく噛んで食材そのものの栄養素を身体の中で分解し

食べていることを頭の中に伝え、食べていることの満足感を味わって頂きたい。

そうすることで食べ過ぎの予防になると考えます。

 

反対に

ご高齢の方、食欲のない方には、

炭水化物・脂質・たんぱく質を身体は欲しているので

野菜を食べることは大事ですが

野菜でお腹を満たすことは低栄養を助長しているに過ぎません。

 

同じものを食べるにしても

ゆっくり食べるか or   一気に食べるか

何を先に食べるのか…

いつ食べるのか…

 

身体をいかに大切に思えるか

外的ストレスを抱えた身体には

優しく労わってあげたいですね(/ω\)

 

季節の変わり目は

特に、体調を崩しやすく

それに伴い心のケアも必要となります。

 

どんな情報もすべて

誰にでも当てはまる情報ではないこと

自分は何が足りないのかを知ること

 

今は良くても何年後かの自分の身体は分からない。

 

いつまでも食事の時間はHAPPYに

「美味しい」と心から感じられたら幸せですね♪

 


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