甘党の悩み
2016.9.19
今日の空もなんだか暗いけれど
風がなんだか気持ちいい。
少しばかり肌寒いけど
なんだかとっても過ごしやすい♪
雨は降ってほしくないけれど
家でのんびりしてれば問題ない
そんな私は、いつもテレビを見ながら
ノンカフェインのブラックコーヒーか、
ジャスミン茶を飲んでいます。
ノンカフェインコーヒーに関しては、特にこだわりとかありませんが
気分でなんとなく。笑。
そろそろ温かいお茶が欠かせなくなってきますね❤私は渋めが好きです(*‘ω‘ *)
余談ですが
私は甘いものが苦手です。
可愛いらしいオシャレなケーキにもあまり興味がありません。
ジュースは年に2~3回、
280mlのバヤリース オレンジを飲むくらい。
この量が限界なんです。
皆さんはいかがですか?
ビール飲みたいけど・・・飲めない・・・
そんなとき
「あ~…コーラ、うめーーーーーーーー!」
ってなりませんか?
私はそんな方に何度も遭遇しました。
私には理解できない。
ならば炭酸水の方がいいじゃん。
って。
きっと私は変わってるんだろうな~
と思いながら心の中でつぶやく。
むかーしむかし、
私の母が言いました。
「コーラ飲むと骨が溶けちゃうんだかんね!」
「炭酸ジュースは飲んじゃダメ!」
(※茨城弁で)
「なんと!!!
なんと恐ろしいんだ!(; ・`д・´)」
素直だった私はその母親の言葉を信じ
特に、コーラを飲んでいる友人を
不良を見るような目で
当時の私は見つめていたことと思います。
実際に飲んだそばから骨が溶けだす商品なんて
そんなもの販売するはずありません 笑
しかしながら、
そんなこんなで、
未だにコーラや炭酸ジュースが飲めません。
親からのしつけ、子供の頃の教育を
35歳になっても
忘れていないことに驚きです。
学校の勉強はすぐ忘れちゃうのに
そんなことばかり覚えている私の脳みそ。
なんだかなー
ところで、
「異性化糖」って聞いたことありますか?
↓
それを主とするブドウ糖からなる糖液を
酵素やアルカリによって
異性化する。
ブドウ糖よりも甘味を強化されたものです。
今日この話題を出した理由として、
『炭水化物(穀類)の食べる割合が減っているから、私は糖質量を減らせている』
このような考えは間違いだと伝えたかったからです。
1日に1~2本分の高カロリー清涼飲料水を摂取した方としていない方との比較
↓ ↓ ↓
Ⅱ型糖尿病リスク26%増加(; ・`д・´)
心血管疾患の発症リスク35%増加(; ・`д・´)
脳卒中の発症リスク16%増加(; ・`д・´)
こんな結果が出ているんです。
☆ブドウ糖果糖液糖・・・果糖50%未満
アイスクリーム、プリン、ヤクルト、飲むヨーグルト、ジャムetc
☆果糖ブドウ糖液糖・・・果糖50~90%未満
スポーツ飲料、炭酸飲料、加糖飲料(コーヒー・紅茶・チョコシロップ)
☆高果糖液糖・・・果糖90%以上
スポーツ飲料など
異性化糖は、
ソフトドリンクだけではなく
ノンオイルドレッシング、焼き肉のタレなど、色んなものに含まれています。
日常に慣れ親しんでいる食品に含まれているんです!
第10回 清涼飲料水で肥満・糖尿病|シリーズ|食品流通|JAcom 農業協同組合新聞
43か国中、日本人の年間一人当たりの異性化糖摂取量は、9位。
砂糖の摂取量は35位だそうです。
なんだか意外です。
異性化糖の年間摂取量順位(2013)
1位 USA
2位 ハンガリー
3位 スロバキア
4位 カナダ
5位 ブルガリア
6位 アルゼンチン
7位 ベルギー
8位 韓国
9位 日本
10位 メキシコ
Glob Public Health.2013;8(1):55-64
異性化糖の良さとはいったい何か。
砂糖より異性化糖の方が少量で甘味を感じる。
砂糖より異性化糖の方がエネルギー量が少ない。血糖値が上がりにくい。
砂糖より異性化糖の方が原価が安い。
糖度は
砂糖 < 異性化糖
異性化糖は、ほとんどが肝臓で代謝されるため直接は血糖値を上げませんが、肝臓で中性脂肪などに変換され、余分なものが脂肪として貯蓄される他、脂質異常症を引き起こしたりします。
脂質異常症を引き起こす、もう一つの原因として、人は普通、食後血糖値が上昇することにより満腹感を得ることが出来ます。
しかし糖度はあるのに満腹感を感じられなかったらどうなりますか?
また何か食べたくなる。
エネルギー量(kcal)を見るのではなく、
大切なのは、食べているものの質をみる!
体重が多い方の場合は、まず量を抑えなければいけませんが、
さほど多くない方の場合は、今の量のまま、食べ物の質を考えればいいんです!
異性化糖を完全に絶つことは結構難しいと思います。なので今自分が出来そうなことを日々心掛けていくことが、生活習慣病から遠のく一番の方法じゃないかと思います。
サプリメントやスーパーフードというものを取り入れることばかり頑張るのではなく、
お金をかけずに、美味しい食材をよく噛み、味わいながら食を楽しむ。
決してジュースやお茶で流し込むことはせずに、健康な身体を維持させたいものです。
追伸
果糖の問題を取り上げていますが、果物を食べることは大事なことです。
ビタミン、ミネラル、食物繊維など摂取することが出来、何より脳卒中・心筋梗塞のリスクを減らしてくれるからです。
20~49歳までの果物の摂取量は、70代以上の方の約1/3という結果が平成25年国民健康・栄養調査報告よりあります。
☆予防医療の観点から
果物は毎日摂取し、なるだけジュース・加糖飲料は飲まないこと!
穀類は毎日食べましょう(*'ω'*)v
私は出来ますが、どうですか?
くだものに対する誤解を解く | くだものと健康 | 果物ではじめる健康生活 毎日くだもの200グラム!