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眉間のシワは伸ばしましょう。

食と身体

~北海道チーズのオイル漬け~
プロセスチーズ
オリーブオイル・ひまわりオイル
にんにく・オレガノ・バジル
唐辛子・黒胡椒・食塩 etc…

 

素敵な商品が売られていた。


そのままでも美味しいが、

アレンジも相当利く。


(チーズのオイル漬けは色んなお店で売られているが、私がみた商品は株式会社白亜ダイシンさんの商品でした。)

 

まず、オリーブオイル・ひまわりオイル。
油脂類ときくと「太る」と考えがち。


エネルギーでのみ考えると
炭水化物・たんぱく質が、

1g 4kcal なのに対し
脂質は、1g 9kcalと倍以上。


しかし、最近「低炭水化物ダイエット」とよく聞くように、なんでも食べ過ぎは「不健康な身体のもと」ですが、脂質ばかりで太るという考え方はもう古い。
食事の中に良質な油脂(飽和脂肪酸に対して不飽和脂肪酸の多い油)を加えることによって、血糖値を穏やかにすることが当たり前の知識となっている。

 

低炭水化物が良しとされているが
適量の炭水化物と一緒に、良質な油を適量摂ることで急激に上がるはずの血糖値を穏やかにする。
➡腹持ちが良くなる。
➡間食しなくなる。
➡理想に近づく!

 

ビタミンD・A・K・E』
これは脂溶性ビタミン!

(脂溶性ビタミンはこれDAKE)
良質な油は、油脂類の中でビタミンEが豊富。
ビタミンEは、体内の多くの細胞・細胞膜を構成する不飽和脂肪酸などの酸化障害を防ぐ重要な仕事がある。(異常な摂りすぎは、出血傾向があるため上限量が設定されている。)

 

 

ここで、コレステロールの話。
栄養指導する中で、この話をすると、
コレステロール値高いんで・・・」と言われる。
もちろん医師からNGだされたものは控える、もしくは食べてはならない。

コレステロールに関しては、動物性たんぱく質が多く含まれる食品に多い。
良質な植物性油脂のコレステロール値をみると少量でしかない。
問題は、飽和脂肪酸をどれだけ摂取しているかということ。
つまり、美味しい動物性の食品ばかり摂っていてはだめだということ。

 

「ん?じゃチーズは?」

 

飽食の時代ですから
食べ過ぎには要注意!
塩分や脂肪分の多いものもあるので、ほどほどに。

 

ただ、人間も同じですが、乳で子は育つ。

チーズは、新生児の発育に必要な、バランスの良い成分に
乳酸菌・凝乳酵素を加え、※(ホエイ)を取り除いたもの。
➡良質なたんぱく質・豊富なカルシウムが摂れる。

おまけに
血糖値上昇の度合いをみるGI値も低いので、GI値の高い食材と共に摂取することも推奨されている。

 

 

ところで
《プロセスチーズとナチュラルチーズの違い》

 

プロセスチーズ
熟成したチーズ(主にチェダーチーズやゴーダチーズ)➡加熱溶解殺菌・乳化剤添加
➡型詰➡プロセスチーズ
※個性豊かに、溶かすチーズ・乳化剤・付加食材等 異なるのが、プロセスチーズの素敵な特徴でもあり、手ごろな価格とナチュラルチーズより賞味期限が長いのが嬉しいところ。

 

ナチュラルチーズ
ナチュラルチーズの製造は、液体(乳)から個体(チーズ)を作り出すという流れですが、大きく分けると3段階の工程がある。。(詳しくは『チーズの教本2016』がおすすめ!カラーでとってもわかりやすい!!!ハマります。)
「乳」は、牛・水牛・山羊・羊。無殺菌乳だったり、殺菌乳だったり。クリーム添加したり、プロセスチーズとは全く違う個性を感じられる。
ナチュラルチーズは、長い長い期間、作り手の方々のたっぷり手塩に掛けられた愛の結晶。
フレッシュタイプの赤ちゃんチーズ~熟成の度合いを楽しんだり、表皮と中身の香りと風味、触感など感じてみたり、どんな土地で育ったのか、どんな環境にいたのか、また何を食べて育った乳なのか・・・など知ることによって、また「食」の楽しさが倍増する。いや、倍々倍増する。高価ですが、そこは仕方がない。。。

 

それにしても、まず乳は何から出来ているのか・・・
『血』☚ お母さんの食べているものがどれだけ子供に影響を与えるのか・・・納得できる。

何年くらい経つだろうか。
日本人の食事が欧米化し、手軽に美味しいジャンクフードをよく食べるようになってからか、お母さんのお乳の出が悪くなったという話。
乳胞で血液が濾過出来ずにお乳が出ない。
ドロドロの血の原因は、毎日の食事。
忙しい日々、『食の在りかた』を改めて考えさせられた。

 

 

 

 

 


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